●今回は中高生向け●
166箱目「詰めてくれませんか?」
電車の中とか病院の待合室で長イスにすわっている人に「もうちょっと詰めてもらえませんか?」みたいなことを英語で言いたいときがあります。
そういう場合は、
Would you make room for me?
と言えば通じると思います。
この room は「部屋」ではありません。
ふつう、「部屋」の room は、可算名詞なので a room とか rooms の形で使うはずです。
上記文の room には、何もついていませんね。
ということは、不可算名詞で「空間」「余地」の意味なんです。
よって、直訳すると、
「わたしのために、空間を作ってくれませんか?」
ということになります。
英語では、こんなふうに表現するわけですね。
さらに簡単な、他の言い方もあります。
scooch〔スクーチ〕という動詞を使うんです。
「からだをずらす」「すわったまま、ちょっと移動する」という意味です。
Would you scooch?
これでOKです。
語尾にover とかa bitとか 、あるいはどちらもつけて言う場合もスゴく多いです。
Would you scooch over a bit?
といった具合です。
仲の良いクラスメート同士だったら、
Scooch!
だけの場合も多いでしょう。
「詰めろよ」みたいな感じですね。
どういうわけか、scooch は、高校入試でも大学入試でも、わたしは1度も見たことがありません。
しかし、アメリカの映画やテレビドラマを見ていると、ホントに頻繁に登場します(特に若者が口にしています)。
●語り手/英語科・鈴田
