●今回は中高生向け●
113箱目「with の場合もあるよ」
前回(112箱目)で、
be good at ~
という表現について述べました。
高校入試大頻出の語です。
中学生は、ぜひおさえておいてください。
高校生の英語教材だと、
be good with ~
というのも載っている場合があります。
be good at ~ も be good with ~ も、意味的にはどちらも似たような感じです。
でも、微妙な違いはあります。
まず、be good at ~ の、~の部分は名詞が来ますが、その名詞はたいてい「言語」「科目名」「スポーツ」です。
動名詞(~ing)も来ます。
She is good at remembering names(faces).
「かのじょは、人の名前(顔)を覚えるのが得意である」
は非常によく見る文です。
一方、be good with ~の、~ の部分は、「人」や「物品」が来ます。
She is good with children.
「かのじょは、子どもの扱いがうまい」
He is good with old people.
「かれは、お年寄りの扱いが得意である」
I am not good with computers.
「わたしは、コンピューターを扱うのが苦手だ」
このように、be good with ~ は、「~の取り扱いが得意である」という覚え方をするほうがオススメです。
●語り手/英語科・鈴田