中3生徒が英検1級合格!学而会の英検対策

英語のおまけ箱 165箱目「えーと…」

●今回は中学生向け●

let という動詞があります。

let A ~ で、「が~するのを許す」「に~させる」ということです。
~ は、動詞の原形が来ます。

My mother let me go to the concert.
「母は、わたしがそのコンサートに行くのを許してくれた」
Let me introduce myself.
「自己紹介をさせてください」
Let me know if you need any help.
「何かお困り事がありましたら、わたしにお知らせください」

上記の2番目と3番目の文は、いわゆる命令文になっていますが、このように、
Let me ~「わたしに~させて」という言い方は、日常生活で何かと使う機会が多いはずです。

とくに、
Let me know.「わたしに知らせてね」
は、実に頻繁に耳にします。
さっと言えるようにしておくと良いです。

「高市首相は何代目の総理大臣ですか」みたいなクイズを出されたり、人に何かを質問されたりして、答えがすぐに出ない場合、英語ネイティブは、
Let me see.
と言いながら考え込みます。

この see は「見る、会う」ではなくて「考える、わかる」の意味だと思ってください。
つまり、「わたしに考えさせて」「わたしにわからせて」ということです。
そう言いながら、ネイティブは質問の答えを考えようとするんです。

日本語の世界では、同様の場面で思わず口にするのは ―― そう、「えーと」ですよね。
というわけで、Let me see. 「えーと」と訳して良いです。

あと、「英検Ⓡ」2次試験において、審査官から何か質問されて、即答できないとき、つい、「えーと」とか「あのぉ」とか口にする受験生がいるようです。
これはダメです。
「えーと」「あのぉ」は日本語です。
あなたが受けているのは英語の運用能力を審査する試験なのです。
日本語を登場させてどうするんだ?という話です。
これでは受かるはずがありません。
「英検Ⓡ」2次試験で不合格がつづく人って、案外これが原因のひとつかも。
あなたは、大丈夫ですか。

今度からは、Let me see. とか Let me think. と言いながら考え込んでください。

●語り手/英語科・鈴田