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36箱目「リスニングの法則」

36箱目「リスニングの法則」

●今回は高校生向け●

リスニングの法則
学而会 英語のおまけ箱 36箱目

ある大学入試模試の過去問のリスニング問題を聴いていたら、こんなのがありました。

大学教育改革について4,5人の若者が討論している、という設定です。

最後に一人の女子が「討論はこれで終わりってことにしない? 何かおいしいものでも食べにいきましょうよ」といったセリフで締めます。

下線部に該当する部分を、

… why don’t we call it a day ?

と言っていたわけですが、この表現、知っている高校生は少ないんじゃないかと思って、この問題が満点だった生徒に聞いてみたんです。

そうしたら、かのじょは「そんなセリフ、なかったと思います」と言うんです。

つまり、聞き取れていなかったわけです。

ということで、みなさん、ここに、リスニング問題攻略のための法則が2つ隠されていることに気がつきましたか?

その1つは「放送文を隅から隅まで聞き取れる必要は全くない」ということ。

文の大きな流れに乗っかりながら、設問に答えるための情報さえつかめればよいのです。

そして2つ目は 「知らない表現、聞いたことがない表現は聞き取れない」ということ。

だから、いろんな英文に接する、出会っておくのは有益です(その際、必ず音読もすること)。

ところで、call it a day というのは「(仕事などを)打ち切る、やめる」という意のイディオムなんです。

なぜ、そんな言い方をするのかは、わたしも知りませんが。

たとえば、職場などで「今日はこれで終わりにしようぜ」ということで、

Let’ s call it a day. 

なんていうのは、しょっちゅう聞くセリフです。

学校でネイティブの先生が、授業を終えるときに生徒たちに言う場合も考えられます。

ただ、先生が生徒たちに言うセリフとしては、

That’s all for today. 

のほうが定番かも。

「(今日の授業は)これでおしまいです」という感じです。

ついでに言うと、call it a night という言い方もあります。

もちろん、これは「今夜はこれで終わりにする、お開きにする」ということになります。

call it a day の表現は、先の生徒に教えたので、もし、これから何かのリスニング問題でこの言い回しが登場したら、かのじょは必ず聞き取れるでしょう。

そしてそう、これを読んだみなさんも同様です!

これからリスニング問題で、

Let’s call it a day(night).
That’s all for today.

などのセリフが発せられたら、必ず聞き取れると思います。

●語り手/英語科・鈴田●