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英語のおまけ箱 11箱目「機関車はチュウチュウ」

11箱目「機関車はチュウチュウ」

●今回は中学生向け●

機関車はチュウチュウ
学而会 英語のおまけ箱 19箱目

日本語ではイヌは ワンワン とほえますが、英語の世界では bow wow ウワウ〕とほえます。

イヌのほえ声なんて全世界同じであるはずなのに、日本語と英語とでは聞こえ方がちがうんです。

ネコは日本語だと ニャン と鳴きますが、英語では meow アウ〕とか mewュー〕と鳴きます。
 
ヒツジは日本語では メエメエ ですが、英語では baa baaー〕です。

小鳥の チッチッ とか チュンチュン というさえずりは、英語では tweet tweet〔トィート トィート〕

有名なSNSの「ツイッター」Twitter という名称は、これが由来です。

動物の鳴き声や、いろんな物が発する音を言葉で表したものを専門用語で「オノマトペ」と言います。

オノマトペは、日本語と英語とでは、かなりちがうんです。

自動車が疾走する ビューン なんて音は、英語では zoom zoom ム〕と表記します。

数年前、マツダという日本の有名自動車メーカーがコマーシャルで、さかんにこの語を使っていました。

蒸気機関車が走る音は英語では choo choo〔チュウチュウ〕 なんです。

「やっぱ、機関車の音は シュッ シュッ ポッ ポッ でしょう」と、わたしたちは言いたくなります。

「チュウチュウ…って、ネズミかよ!」と言いたくなります(ちなみに、ネズミの鳴き声は英語では squeak 〔スクィーク〕です)。

かなり昔、日本で Choo Choo Train という歌がヒットしまして(近年、エグザイルというグループもカバー曲を出してたようですけど)、これ、要するに「汽車ポッポ」ってことです。幼児語ですね。


アメリカの絵本で CHOO CHOO というのがあります。

CHOO CHOO という名前の蒸気機関車が主人公です。

作者は Virginia Lee Burton (バージニア・リー・バートン)という絵本作家で、すぐれた絵本をたくさん作った人。

とくに、この絵本はバートン女史のデビュー作で、もう80年以上も前の作品なんですが、いまだにアメリカでも日本でも愛読されています。

日本では「いたずら きかんしゃ ちゅう ちゅう」という題名になっています(福音館書店・刊)。


ところで、英米の子ども向けの本には、一流の俳優や専門家が本文を朗読したカセットテープやCD付きの版が多くあります。

絵本 CHOO CHOO にも朗読版があります。

絵本の本文で CHOO CHOO が走る様子を描いたくだりは、

CHOO Choo Choo Choo Choo Choo!
CHOO Choo Choo Choo Choo Choo!

と書かれていて、日本人には、どうしても何かちょっと違和感があります。

でも、朗読テープを聞くと、これが驚くんです。

「あ、蒸気機関車が走る感じ!」「Choo Choo でアリじゃん!」と思ってしまうんです。

やっぱ、プロの朗読はちがうんですよ!

というわけで、この記事を読んで実際に聞いてみたいという人は、わたしのところへ来てもらえれば、学而生に限り、読者特典として聞かせてあげます。 

期間限定だよっ!(いちおう1か月ほど)。

●語り手/英語科・鈴田●