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51箱目「握手の作法」

「握手の作法」学而会 英語のおまけ箱

●今回は中学生向け●

握手の作法
学而会 英語のおまけ箱 51箱目

同じ事象を表わしているのに、日本語と英語とでは表現の仕方がちがうんだなあと思うことって、ありませんか?

たとえば、西洋式あいさつである「握手する」という表現。

日本語では、手を「握る」ということに注目しています。

英語では

 shake hands 

と言います。

shake というのは動詞で「(モノを)上下、左右に振る、ゆさぶる」という意味です。

パック入りのココアなどを飲むときに、全体が均一の味になるように、容器を shake する人もいるでしょ(パックの表面に『よく振ってお飲みください』と書いてあるし)。

つまり、英語では、あの西洋式あいさつは、手を「振る、ゆさぶる」と表現しているんです。

「握る」とは言ってないです。

「振る、ゆさぶる」と言っているんです。

「日本人は西洋人と握手する際、相手の手を握るだけだ。これは失礼である。握るだけではダメ。握った手を上下に振らなければならない。これが作法である」みたいなことを昔、何かの本で読んだ記憶があります。

そんなこと言ったって、日本語では「握手」と言うのだから、相手の手を握りさえすればいいと思うじゃん、と言いたくなりますよね。

というわけで、これから、英語圏の人たちと握手をするときは、しっかり「振る」ようにしたほうが良さそうです。

このように、英語と日本語の表現の違いは、みなさんはこれからたくさん出会っていくと思います。

こういった出会いは、外国語学習の楽しさのひとつであると言えます。

●語り手/英語科鈴田●